【おさるのもおすけ日記】誕生日山行・完結編

おぎちゃん大好きもおすけです、皆様こんばんにゃ。

はて、おぎちゃんとは。

高校時代の友人で、個性豊かでタフな男子。

当時、妹と二人暮らししていた家にやってきては、私のローチェストに座り(そこは座るトコじゃありません)

お:『なんだ、この家はお客にお茶も出さないのか。』

と、偉そうに言うおぎちゃんを見て 私は爆笑。

妹・みっこに至っては

み:『お姉ちゃんの友達って、大人なのにオーバーオール着てる。おかしすぎる。』

と、泣いて笑われたオトコです。

友人・慎を通じて友達になったのですが、とにかく仲がよくって お互いに電話がないと

『何でかけてこないんだ!』と言うほど仲がよく、毎晩真夜中まで喋っていた。

昨日、慎夫妻に所用があってメールを送る際に、おぎちゃんのアドレスを聞く。

そして送信。

マメなおぎちゃんからは、即返信が。

お:『今、麻耶山頂にいます。本日二回目の登頂。』

・・・・・。

数年前から山登りを始めたと聞いてはいたが。

どうやら今は、トレランもしているらしい。

それにしても、六甲山を一日二回も登頂してるって・・・。

やっぱりおぎちゃんだ。

あの頃、おぎちゃんも私もタフの代名詞の様に言われていたが、

どちらも別々に山を始めているあたり。

辿り着くべくして辿り着いたって感じね。

『今年は一緒に登りたいね。』と返信したら、

お:『今夏に向けて、実現できるよう計画します。』

と即答。

この返信の速さと行動力、さすがおぎちゃん。

そして、誰かに似てる?・・・と感じていたら、

それはさぶちゃんだった。

(性格はまるで違うが。)

昔も今も。

男友達には、本当に恵まれていると思う。

同級生というだけで、心が軽く、肩の力が抜ける感じ。

居心地がいい。

十数年ぶりに連絡を取っても、時の長さを感じさせない。

今年はおぎちゃんと北アルプスで会える。

互いに人生の辛酸を舐めて、あの頃より一回りふた回り大きくなっているはずだから(!?)

会うのが楽しみだ。

そして甲斐駒お誕生日山行は、完結編です!

—–

2013年 10月 6日 快晴

こうなることは根拠なく予感していた。

四年前と同じ、雨の日の翌日の快晴。

AM5:00.

テント場から見える曙の空。

20131006_

 日の出前の空の、なんて濃くて綺麗な色だこと。

そして四年前と同じ、眼下には一面の雲海が。20131006_1

 雲海も見たい、見られると勝手に確信していました。

テント場には、私のソロテントだけ。

昔じゃこんな光景、寂しくて耐えられなかったよなぁ。

20131006_2

 今は少しは大丈夫。

テントに戻って朝食を済ませる。

そして朝食後の一杯のホットドリンク。

短い時間だが、この瞬間が最も幸せでほっとする。

さあ、今日も一日頑張らないと。

そう思わせるには十分な時間だ。

いざ、必要な装備だけ持って、懐かしい頂に向け、出発です。

20131006_3

 全てが黄金色の世界。

—–

紅葉の木々に包まれながら、朝日と雲海を眺めながら。

そして今日は暖かい。

全てがご褒美のような一日だ(昨日のアクシデントはさっさと忘れる)。20131006_4

   もおすけおはよー!って太陽が言っている(多分)。

高度を少しづつ上げていくと雲海が一望。20131006_5

この景色、独り占め。

程なくして、富士山の姿と共に地蔵岳のオベリスクも。

20131006_6

  富士山おぱよう!もおすけです。

去年の誕生日には、あそこの天辺に登ったのよねー。

毎年晴天のお誕生日登山。

こんなシアワセなことってないわね。

この標高だと、どこを見渡ししても紅葉の盛り。

どんなに美しくても、写真に収まりきらない色合いや広大さが歯がゆいです。

20131006_7

これはやっぱりしんどい思いして登った人にしかわからない感動です。

20131006_8m

AM6:05の幸福。

本当についてるなぁ、お山の神様に守ってもらってるなぁとお礼を言いながら登っていきます。

やがて私が一番見たかった景色へと近づいていきます。

 突き抜ける青空。20131006_9

   わかんないけど神様ありがとう、と思ってしまう。

振り向けば八ヶ岳。

20131006_20

 次はそちらに行きますから。

あの時は驚いた花崗岩の岩場のステップ。

初めての高山は何もかもが新鮮でした。

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お師匠に『ガラス質の岩で、指を切りやすいから気をつけてね。』と教えてもらったっけ。

そしてお約束のように指を切ったのは言うまでもありません。

ワクワクする景色。

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だって、ほら。

富士山とオベリスクが重なる。

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最高。

そして、山頂の景色以上に見たかったといっても過言ではない三本剣の岩。

そして雲海と富士山。20131006_14

この神懸り的な光景は、修験道の山ならでは。

ただただ神々しいです。

20131006_15

ここからの景色と雲海はセットだと思っている贅沢な私(神様ありがとう)。

登頂の日は、いつも晴れている。

初めて登った山がここでよかった。

こんなしんどいルートを初心者に選んだお師匠はある意味すごいと思うが、今でも感謝している。

引き合わせてくれたのか、この山はいつも私を受け入れてくれる。

山を始めて四年目に突入するお誕生日山行を、ここにして大正解だ。

一人でいろんな事を考えながら登っていく。

そして九合目。

一番見たかったアングル。

20131006_17

      この山には神様がいる。初めて登った時、肌で痛感した。

あの時は三人で(実際にはちくりんと二人で)キャイキャイ言いながら登っていた。

お師匠が『ここで皆、岩のポーズを取ってるよ。』と言うので真似したっけ。

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とにかく景色が高くって、空が青くって大興奮だったあの頃。

懐かしく思い出しながら、今は一人で登る。

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同じ岩を微笑ましく眺めながら。

一人だから、セルフタイマーで。

今年の年賀状にしよっかなーと思ったほど、風景と言うより気持ちが嬉しかった一枚。20131006_19

  結局、違う写真にしましたが。

そしてあっという間に山頂へ。

懐かしい風景。

あの時と同じ晴天。

一面の雲海。

幸せそうな人々の笑顔。

ありがとう神様。

正面から撮っては失礼かな、と思ったので後姿ね。20131006_10

 この景色。最高と言わずして何と言おう。

と思って撮ったら、四年前も同じアングルだった。

20091004_

いつまでたっても考えることは同じなのねー。

あの時は怖くって、この山頂の岩には立てませんでしたが、

20091004_1

もおすけ、これが精一杯。

今じゃへのカッパです。

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やったねサイコーー!

暖かい無風の山頂で、一人のんびり昼食を食べる。

あの頃の私では、想像も出来なかった今の自分。

重い荷物もテント泊も、コワい岩場もソロ山行も。

気が付けば、山友達は数え切れないほど増えて、幸せすぎる毎日。

山に出会えてよかったなー。

本当なら二十代で出会いたかったけれど、幸い元気な体に両親が生んでくれたことだし

二十代の頃から登っている人達と同じ回数だけ、山を登ればいいのよね。

さあ、これからも頑張りますわよ、もおすけは。

初めて登って以来の甲斐駒ヶ岳。

お久し振りの神様に、再会のお礼とお願い事を三つして。

名残惜しいが下山しましょう。

—–

さくっとテント場まで戻って来て、テント撤収。

20131006_23

日が昇っても紅葉は美しかった。

そしたらなんと、山岳会のNさんが軽やかな格好で登場した。

N:『いや、ここに来るって例会で言っていたからさ、いるかと思って。ハイ。』

そう言うと、ジップロックに入った 見るからに瑞々しそうな葡萄を差し出してくれた。

その葡萄の美味しかったこと。

日帰りで登りに来たというので、少しだけ話をして別れを告げた。

こんなサプライズ、本当に嬉しい。

—–

怖くて下りはイヤだ、とちくりんが言ったので下山は北沢の方に降りたので、このルートの下山は初めてだ。

もう見慣れたと言ってもいい、梯子を下る。20131006_22

   屏風岩も梯子も、大丈夫でした。

後はひたすら下るだけ。

でも、こんな切り株、四年前はあった!?

20131006_24

 可愛すぎる五合目小屋跡への道標。

結構飛ばして下っていたら、最後は膝に来て痛かった。

やっぱりやっぱり日本一の急登なのね。

そして長い長い。

こんなに長い道のりを登ってきたの?アタシ。

そう思ってしまう程、十分すぎる長い下り坂だった。

—–

竹宇駒ヶ岳神社に着いてから、荷物を下ろしお参りをする。

ありがとうと、お願い事と。

そしてまた来るからね、甲斐駒ヶ岳。

そう挨拶をして家に帰りました。

—–

45才の私。

オンナでテント担いで精力的に登れるのは、あと何年だろう。

悔しいけれど男子には劣る体力。

皆は私よりずっと若い。

一緒に登ってくれるのは、あと何年だろう。

そんな事を考えたくもないが、考えてしまうこの頃。

でも、ずっとずっと登り続けていたい。

どんなことがあっても、救ってくれたのは山だった。

今も、そしてこれからも。

笑顔で登り続けていきますよ、ワタクシは。

そんなもおすけですが、皆様これからもよろしくね。

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