【おさるのもおすけ日記】オンナ二人で冬山一泊・5

オオカミ少年が来たー、オオカミ少年が来たーー!

あ違った、もおすけだった。
と、このフレーズを今後、私の人生で何度使うことになるのか。
の、もおすけです。皆様おぱようございます。

ええ、ええ。

ホントは一昨日、頑張って更新するつもりだったんですよ。

でも、連日睡眠時間を削っての仕事や、写真加工やらその他もろもろ。
最近、全てがオーバーフロー気味だと感じるこの頃。

でも、山だけは辞められない。
でも、ブログだけは続けなければ。
そんな疲れてヘロヘロもおすけが送る、オンナ二人で冬山一泊・4でございます。

—–

2013年 2月10日 雪

テント場の風は弱かった。
が、その弱さも稜線でないが故のものであると知っている私達は、気を引き締めて上を目指す。

まだ穏やかな天気だった朝の風景のさっちゃん。

20130210_

オンナ二人で頑張りましょ。

当然、なのかも知れないが登山者はゼロだった。ゲレンデとは別世界、人けは全くない山。

視界は悪いが先が見えない程ではない。行けないわけではない。
ただなだらかな雪面では、帰りに迷いやすく方向を見失いそうになるので
いつも以上に振り返って下った時の景色を見つつ、先に進む。

段々荒々しい天気になってきました。

何故に私、こんなにアップなの?さっちゃん。

20130210_1

上も下も切れてるし。

ひたすら二人、無言で登る。

すると風と雪の中、肩の小屋口が見えた。
ここで小休止。
寒いと言うさっちゃんに白湯を渡し、アミノバイタルを飲んでもらう。

ここでコンパスをしっかりと山頂に合わせる。
この先の視界はもっと悪そうだ。
標高2786m。
幸いなのは、視界が悪くとも頂上までは一直線。
道が曲がりくねっていたら、辺りの景色が見えない雪の中では、
どこでコンパスの向きを変えて曲がるべきか
私にはわからない。
何度も位置と地図を確認をして、再出発。

風雪が強くなってきた。
話しても聞こえないので、無言で歩く。
ただ時折振り返って、さっちゃんの様子を伺う。
少し眠いと言うのが低体温症の症状なのか、ただの睡眠不足なのか心配になる。
でも本人は意識もしっかりしているし、大丈夫と言っているのでおそらく後者だろう。
ただ、前者であれば本人の自覚症状は極めて遅く、気づいた時には手遅れとなる。
この雪の中、私はさっちゃんをおぶって下山できる力はない。
そんな意識から、今までにない位パートナーを振り返り見ながら先に進んだ。
夏にはここまで登るであろうバス停の看板や、乗鞍岳の大きな案内板の上部だけが
降り積もった雪の上から顔を覗かせる。
改めて、こんなところまでバスで上がれるのか、と驚いた。
夏道だったらこんな楽な百名山ないだろうな。

そこからは傾斜が急になる。
しんどさも怖さもないが、とにかく視界が悪い。
グレー一色だ。
そして登れば登るほど、風が強くなってきた。

乗鞍のパトロールをしているKさんが、

K:『乗鞍は風が強いよ。毎日居る俺達だって頂上まで上がれるような無風の日は
1シーズンに10日あるか無いかだから。』

と言う台詞に納得する。

ここは風が強い。

登れない傾斜ではない。
体力も時間もある。
でも、風だけならまだしも、雪の降りも強くなってきた。
登りはいいが、この風で雪が強くなっての下りは危険かもしれない。

さっちゃんの耳元に大声で話しかける。

下山決定だ。

標高3000m届かず。

見上げても見えぬ山頂を仰ぎ見て、下山し始めた二人でした。

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