【おさるのもおすけ日記】憧れの厳冬期阿弥陀岳

毎日断捨離。

あれだけ捨てたにも拘らず、今は更に『毎日1つ。』と決めて、更に整理整頓しているもおすけです。

皆様おぱようございます。

なんとなく、で取って置いてある服やモノ、いつか読もうで読んでいない本。

それらはとっくに処分しています。

が。

それでもまだ減らせると思っているので、『毎日一つ』。

究極ですが。

もし、私が死んでしまった場合。

ジュエリーと食器は、母や姉妹や欲しがってくれる友人に。

登山道具は、さぶちゃんやさんぱっちんなど山友達に。

それ以外は残さず処分するだろう。

ってことは、それ以外は日用品はともかく、なくてもいいものじゃないか。

処分する人だって大変だ。

という事は、私にとって大事なモノはジュエリー・食器・山道具のみとなる。

『明日 命が終わるとしたら、あなたが今している事は、何より一番好きな事か。』

わかりやすい質問だ。

私だったら、明日世界が終わるなら、『大好きな人達と、山の天辺にいたい。』

だ。

つまりはそれが、私にとって一番好きな事。

人生の時間の中で、最も長く費やしていたい事だ。

なので、処分。

いらないものは全て処分。

メールも写真も本当に必要なものだけ残して、後は処分。

今、私の携帯もPCも、受信メールは殆ど空っぽ。

こうすると、身も心も軽くなります、本当です。

そして。

今日も登ろうと思う。

あの頂へ。

そんな早く現行報告に追いつきたいもおすけの、一年間憧れ続けた厳冬期の阿弥陀岳へ挑戦です。

—–

2014年 2月 某日 雪

この日は雪が凄かった。

はじめは阿弥陀岳中央稜を考えていたが、この雪ではラッセルだけで終わってしまう、と変更。

冬山初心者の私の小手調べ、と言うコトもあり今回は夏道の阿弥陀岳へ。

とはいっても、よく言われるのが“冬の赤岳よりもハードルは高い”だ。

—–

いつもの駐車場に着く。

そしたら熊がいた。

140209_枝をはみはみ。

正解はカモシカだったのですが、ご覧の通り本当にクマに見えました。

で、この日は凄かった。

関東でも記録的大雪だったこの日。

南沢からの行者小屋までの道は、かつて見たことがない程の積もりっぷり。

休日のここで、トレースが無いなんて。

140209_1どんだけ積もんねん。

写真じゃ伝わらない降り積もりよう。

ええ、ずっとラッセルです。

通常なら2時間で着く通いなれたこの道なのに、ルートロストしかけて目印を探すなんて。

目印を探さなくても風景で覚えていた道も、雪でここまで景色が変わるものか。

140209_3

実際にはかなり降っていて、もっと視界が悪かった。

大学の山岳部という彼らも苦戦していました。

140209_2ここでラッセルなんて。

彼等と先頭を交代しながら、行者小屋まで辿り着く。

私と某氏、いつもなら2時間の南沢に、なんと4時間もかかってしまった。

—–

テントを張って、まずは温かい飲み物を。

続いておつまみ。

そして夕食。

ここまで、こんなにも大変だった事に互いに驚きながら、爆弾低気圧に突っ込みいれながら。

韓国ラーメンには、とろけるチーズとチャーシューを。

140209_4ハフハフ、うまうま。

その後も某氏と、いろんな話をして眠りに就きます。

明日の晴天を祈りながら。

—–

2014. 2  10  晴天

早めの朝食をすませ、まずは赤岳方面を目指す。

朝日に輝く阿弥陀岳。

去年、夜明け前のテント場から茜色に輝く阿弥陀岳を見た時から、ずっと登りたかったのだ。

いよいよ、その時がやって来た。

140209_5昨日でガッツリ雪が付いています。

付いているのは、阿弥陀だけではない。

まず、ここから苦戦を強いられた。

それはまさに予想以上。

140209_6どーわーーー、ここから腰ラッセルなんて。

小屋からすぐの所なのに。

一向に進まない。

いつもならトレースあるこの道を、平地ペースで上がれるというのに。

いくつかのパーティが先頭を交代しながら、ラッセルして道を切り開く。

ようやく視界が開けてきました。長かった。

目指す中岳・阿弥陀岳の姿が。

140209_7今からそこを通るのね。

夏にはそれほど感じない阿弥陀岳ですが、冬にみるそれは本当に美しい。

尾根筋が何と美しい事か。

でも。

この八ヶ岳、冬は本当にトレースが多いです。

ヴァリエーションルートのトレースや、アイスクライミングの人達のトレース、そして道迷いのトレース。

さ:『40過ぎのおばはんが出来るんやから、オレでも行けるやろ。』

などと知識や経験なく行くなんて、危険すぎます。

しかも経験者と同行でなく、ソロで行くなんてもっての外。

皆様も多々のブログを見て真似をする事だけは、お避け下さいませ(誰とは言わないの付く人)。

—–

高度が上がってきました。

それに伴う

140209_8白と青の世界。

稜線の向こうに、遠く富士山。

くっきり。

140209_9最高のお天気。

さあ。

ここから切れた長い稜線歩きです。

—–

幸い風が無かったのでロープは出さず、ゆっくりと私が先頭で。

前に目指すが阿弥陀岳。

140209_10とにかく雪が多い。

一歩も踏み間違えないように。

バランス崩したり、つまずいたら最後です。

途中、振り返る。

後方には主峰・赤岳。

140209_11言葉にならない景色。

実際には、これの何十倍もの広いパノラマでこの景色を堪能しているのだ。

その興奮と緊張と感動は、言葉や写真で語り尽くせるものではない。

稜線を行き交う登山者たち。

140209_12この光と影とトレースと。

通ってきた稜線を振り返る。

140209_13なんて美しい景色。

ご覧の通り、風はそれなりに出てきましたが、それ以上に感動が勝り恐怖心は消えていました。

振り返れば、中岳・赤岳。

140209_14雪を纏った山ほど美しいものはなし。

その赤岳を仰ぎ見る私。

140209_15最高!

進む左手には、秋に皆で宴会山行で訪れた権現岳も。

140209_16肉眼では小さなとんがりがずっと見えていて嬉しかった。

そして頂上直下が一番危ないと言われる急斜を登りきり、無事に阿弥陀岳山頂に到着。

山頂に居た別パーティと握手しあって、登頂を喜びました。

140209_17阿弥陀様にお願い事は、自分の事以外でね。

—–

とにかく出発の高速から、非常事態の連続ですべてが雪にやられた今回の山行。

でも、見方を変えれば『厳冬期の阿弥陀岳に登りたい!』という夢を叶えるには最高の条件で

最高の景色がそこには待っていました。

お忙しい中、時間を作って頂き、色々ご指導下さいました某氏、本当にありがとうございました。

来年は中央稜、北西稜を攻めに行きましょう。

—–

追記

駐車場に戻ったら。

私の車はありえない事になっていました。

140209_18m

もおすけ遅いよ~。

ごめんね、寒い雪の中 放っておいて。

この掻き出し作業も大変でした。

それもまた、冬山の醍醐味。

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コメント

  1. sanpati より:

    ちわっ m(__)m 
    誰とは言わないさの付く人です
    『40過ぎのおばはんが出来るんやから、オレでも行けるやろ。』
    って、そんなこと言ってました!?
    そしてそこまで酷く言って無いっしょ (恐れ多くて) ヾ( ̄0 ̄; )ノ
    もう今は姉さんのお蔭でだいぶん成長しましたので…
    まぁ、たまに怖い目に遭いますけど(汗
    それにしても絶景の良い写真ですな
    実際に見るとスゴイんだろうなぁ~っと思いますわ☆
    そしてなんか写真の腕も上げたんじゃありません! (〃 ̄ー ̄)/