全てのブログを書く人と読む人へ

もおすけです。

皆様、メリークリスマス。

いつもはぐうたら山行記録のもおすけ日記ですが、今回だけは真面目なお話。

数年前から、そして今年は特に考えていた事で

文章にまとめるのが難しく、頭の片隅にずっと放置していたのですが。

「いい加減書きなさい!」と、神様にせっつかれた気がしたので

本日は、僭越ながら書かせて頂きたいと思います。

全てのブログを書く人と読む人へ

こうしてブログやfacebookなど、私達一般人でも世間に広く

簡単に文章や写真を投稿出来るようになり、私もその恩恵を受けている一人ですが、

これは・・・と思うモノを見てしまった話から。

私もそうですが、皆さん御自身の山行記録を書かれていますが

山行中の事故について。

山に登る回数に比例して、そういった場面に遭遇することは多いかと思います。

が、その事故の救助の様子の写真をUPするのは、如何なものでしょう。

救助と思われるレスキューヘリの写真や、ひどいものではヘリに収容中の写真まで

写真を撮った本人(ブログ筆者)も事故とわかっているのに掲載し、

しかも後日談で、その救助された方が亡くなられた事を知ったにも関わらず

その事までもブログに載せ、そして自分は山頂でのピース写真・・・。

同じブログ村ランキングに参加している記事を、偶然読んでしまった私。

目を覆いたくなるほど収容中の写真はいたたまれないものでしたので

大きなお世話と思いながら、その写真は載せるべきではないのでは・・・と

コメントをさせて頂きました。

すると、写真と一部の記事は削除されていましたが、掲載を控えて欲しい旨も記した

私のコメントはしっかりと掲載されておりました。

ブログ筆者の「アンタ、日本語わからんか?」と思える様な対応と、

その私のコメントへの返信には

「ご指摘ありがとうございました(^_^) 」

と、無神経な笑顔マーク。

なんて品のない人だろう。

そう思いました。

そして猛烈な憤りを覚えました。

それは、自分にされた事への憤りではありません。

写真掲載や一連のやり取りを含め、

遺族の方や故人の山仲間が見たらどんな思いをするか。

その事を考えたことがあるのでしょうか。

私のコメントを掲載し続ければ、筆者が事故の写真を掲載していた事から

それを第三者(私)に指摘されたから削除した、という事まで

遺族や友人達に知られてしまうではないですか。

せっかく削除するなら、なぜ故人や遺族たちの気持ちを一番に

考慮して削除しないのか(そもそもなぜ載せる)。

その事への激しい憤りなのです。

事故現場に遭遇する。

それは卑しくも、誰しもが持つ好奇心と衝撃現場に遭遇したという

スクープ的感覚で写真に収めるという、その衝動はわかるような気も致します。

でもそれは街中で交通事故に遭遇し、救急車の担架で運ばれている

血だらけの怪我人に向かってスマホで写真を撮る事と

なんら変わりはないと私は思っています。

私は自分自身は勿論、大切な家族や友人や恋人が

そんな目に遭っている現場を写真に収められたくないし

ましてや「こんな事がありました。」とブログやSNSなどで

絶対に掲載して欲しくない。

命が助かる助からないに関わらず、そんな写真を載せられたら

「お願い、勝手に載せないで!」と思うでしょうし、

ましてやそれらの写真や記事は、管理人が削除しない限り

永遠にネット上で公開し続け、人の目に触れられることになる。

プロの報道記事ならともかく、一般人である私達のブログに

永遠に載り続けるのです。

この不愉快な記事を読んでからは、そのブログは一切見ていません。

ですが、たまたま読んだ別のブログにも事故の話が。

またも救助しているヘリの写真に続いて、

「後から判った事ですが、滑落死したそうです」と。

更にその後に続く文章が、

「気を取り直し」。

そしてまたもや山頂で筆者のピース写真。

写真まで載せられ、こう書かれた遺族や友人達の気持ちは

いかばかりなものでしょう。

偶然開いてしまったページに吐き気を覚え、閉じました。

私が、プロのガイドさん達のブログしか読まないようになったのは

この様な事が重なったからでした。


などと偉そうに言うものの、実は私にも文章や写真という武器で

人を傷つけた事があります。

掲載して欲しくない、と言われていた事をすっかり忘れていた私は

その事を載せてしまったのです。

言われていたにも関わらず、掲載したのですから

約束を破った上に、多くの人に読まれてしまった心の傷を思えば

相手に非など全く無く、1000%私が悪い。

当たり前ですが、ただただ謝罪致しました。

有り難い事に、相手の方は心が広く私の酷い行いを許して下さり

こうしてブログを書き続ける事も許して頂けましたが、

それ以来、言葉の武器で誰かを傷つけては居まいかと

私なりに心掛けるようにしています。

書く側の自由と書かれる側の心情は、必ずしも一致するものではない。

という当たり前の大切な事を、改めて学ばせて頂きました。


プロの報道カメラマンの映像には、目を覆いたくなる様な画像が

当然撮られている、と関係者から話を聞いたことがあります。

ですが、他社を出し抜きスクープを撮った、とばかりに掲載せずに

敢えてそれらの写真を世間に出さないのは、ひとえに

人道的配慮に他ならないから。

当事者・家族・親近者。

その人達の気持ちを思うからこそ敢えて載せない、のだと言います。


この件は懺悔の思いも込め、ずっと書きたかったけれど

うまく表現出来ず、まとめられずに留めていた思いでした。

谷口けいさんの事さえも、書くまでに相当悩んだのですが

本当に単なる登山者の一人として、心から憧れ尊敬していたので

悲しい思いを私なりに綴らせて頂いたのですが

本日、その記事のコメントに対するメッセージを頂きました。

私には、「きちんと記事に書きなさい。」と

神様にお尻を叩かれたように思えました。

折しも今日は、12月24日。

そのメッセージは私にとってクリスマスプレゼントの様に思えました。

頂いたッセージの掲載は、御本人の承諾を得ています。


「初めましてこんばんは。

いつも楽しくブログ読ませてもらっています。(中略)

今回の谷口さんの件で、ブログに理解しがたいコメントがあり

私もコメントを返そうと思いましたが、止めておきました。

私も去年 友達が某山で滑落死し、詳細を知りたくて検索したところ

心ない投稿をしている人達がいて心を痛めました。

その本人を知らない人達からすれば、ただの事故であり

何も傷付かない事なんだなと思いましたが、今回もまた同じだなと思いました。

谷口さんが有名な方だから、余計そうだと思います。」


私達素人はプロの報道記者と違って、誰かに添削してもらうわけではありません。

言わば書き放題です。

だからこそ記事であれコメントであれ、

書く側にもモラルが必要なのでは、と思います。

自戒の念を込めて、書いていますが。

私達、素人の登山者は。

楽しい山登りだけ書きましょうよ。

自分の失敗談や山頂での最高の思い。

お腹空いた話、へばった話でいいじゃないですか。

笑って済ませられる事だけにしませんか。

報道一つ取っても、山を知らない人からしたら

何故?と思う事や、大きな誤解も沢山有ることでしょう。

そもそも危険な山に行く事自体、理解し難い事でしょうし

最もな意見だとも思います。

でも、知らないから、他人事だからと

誰かを傷つけていいという道理はないと思っています。

ブログを書く人もコメントをする人も、皆、書かれる側の気持ちを思って

言葉を発していけたら。

私も自分の言葉に気をつけていきたいと思います。

先のメッセージの末文には、こんな言葉が添えられていました。

「それでも山を愛する人間には、わかってもらえると思います。」

私にとっては、ようやくこの事を書く後押しとなった

最高に嬉しいクリスマスプレゼントでした。

ありがとうございます。

メリークリスマス。

これからも、元気に山に登って 笑顔でお家に帰りましょう。

00d69ac7bb1abb215386b2be789554f0_s

2015.12.24   byもおすけ

ブログ村

こちらも忘れずポチッとね ↓
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ にほんブログ村 アウトドアブログ アウトドア用品へ
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. ぶるーん より:

    はじめまして。
    いつも楽しく読ませていただいておりました。
    でも残念ながらこの記事を最後に読むことはもう無いでしょう。
    最後にコメントを残させていただきたいと思います。

    もおすけさんの「山行中の事故」に対する記事の書き方についての考え方が私と同じかは大事な問題ではないので、何も申しません。

    ブログ、ヤマレコなどへの想いは人それぞれ。書きたいことも人それぞれです。何が正しいかどうかは人それぞれが判断すれば良いと思います。

    この記事を読んだ正直な感想としては、上から目線だなと。有名な登山用品店に勤め、ブログランキングも上位に位置する有名人になると、ここまでおごり高ぶってしまうんだなと。それが正直な感想です。

    私、たくさん難しい山に行ってます。みんなが見てくれる面白いブログも書いてます。専門店に勤めて知識も豊富です。

    さて、ではそんなあなたの考える考えはいつも正しいのでしょうか。

    今まで楽しく読ませていただいて知識もたくさんつけさせていただきました。どうもありがとうございました。